お知らせ
- 2024/05/26アルコール使用障害に関してのコンテンツを掲載
- 2024/04/01ホームページを公開
特 色
01意志では難しい
やめたいのに、やめられなくなったしまった行動は報酬によって強化されて定着しています。理性や意思の力だけでやめるのは難しい状態になっています。カウンセリング・スタジオ MindNatureでは条件反射制御法を用いて欲求自体を下げてコントロール可能な状態にします。
条件反射制御法 開発者 平井愼二氏
02条件反射制御法
条件反射制御法は薬を使用しないでアルコール使用障害を高い確率で克服できる方法です。やめられない嗜癖行動を人類の進化に根差した行動のメカニズムから考えて嗜癖行動を抑制します。
03毎週1回・Online
面談は週に一回。Onlineなのでどこでも気軽に受けられます。パソコン、タブレット、スマホなどネットがつながる環境があれば大丈夫。 面談以外の日には課題があります。2ヶ月間〜3ヶ月間のプログラムを受けてお酒をコントロールできるようにしましょう。(軽い症状の方は最短で8週間)
運営スタッフ
主任カウンセラー
谷原 宗之 認定心理士
現在も下総精神医療センターにて研究補助員として条件反射制御法の開発者である平井医師に直接指導を受けている。
アルコール使用障害など、やめたくても、やめられない行動を制御できるようにする技法を日々研究中。
あなたの断酒のお手伝いをさせていただきます!
アルコール使用障害
反復する行動
動物は自分の行なった行動の結果、報酬が得られた場合、その報酬に繋がるまでの一連の行動の再現性が高まります。そして、その行動を繰り返すことによって、その神経活動は強化されていきます。行動とは環境からの刺激に対する反応(反射)です。報酬によって条件づけられた行動は条件反射としての反応になります。お酒のコマーシャルを見たり、居酒屋の看板を見たりすると、それが刺激となり、飲酒へと反射が連鎖しておこります。それを止めることができなくなった状態がアルコール使用障害です。
理性や意思で抑えられない
人間の行動の90%以上は無意識的に行われています。 お酒を飲みたいという強い欲求も、動物が皆持っている脳幹や大脳辺縁系(第一信号系)と呼ばれる部分で無意識に生じ、強化されているその条件反射は人間特有の大脳皮質の前頭連合野(第2信号系)での理性の力では制御できない状態のために、止めることができません。これがやめたくてもやめられない状態です。お酒を飲みたいという本能的な欲求はお酒を飲んだらいけないという理性を抑えて、「今日だけは飲んでいいことにしよう」また、あえて考えないようにして飲んでしまう、など、欲求衝動によって理性や思考が変容させられてしまう、従わされてしまうのです。
欲求を抑制するために
この強い神経活動を抑制するにはどうしたらいいか。今までのように理性や意思などに頼った方法ではなく、条件反射制御法により無意識レベルにまで働きかけます。 これにより反射連鎖の作動性を低めていくことが大事です。欲求が抑制されれば、理性で欲求を制御することも可能になってきます。私共は欲求を抑え、同時に制御する力を強め、やめられない行動を制御できるようにしていきます。ぜひ一緒に取り組んでまいりましょう!
アルコール依存症?
余談ですが、私共のカウンセリング・スタジオでは一般的に使われている「アルコール依存症」という言葉は使用しておりません。なぜなら「アルコール依存症」という言葉は病態を適切に表していないからです。言葉は理解に繋がっています。病気の名前はその病態の理解に繋がるので、病態の正しい理解をするためには「依存症」という名前はふさわしくはないのです。アルコール使用障害は体内からアルコールが抜けて離脱症状が収まった後でもアルコールを求めます。この症状は身体依存してアルコールを求めているわけではありません。別のメカニズムに従っています。そのメカニズムとは、アルコールに関連した刺激を受けて、アルコールを摂取する行動が反応として生じる反射の現象であります。